Appleが「iMac」のデザインを最後に変更してから、約8年ほど経過しています。
iMacユーザーからは、デザインの変更(モデルチェンジ)を切望する声が挙がっていました。
そんな中、先日ついに朗報が入ってきました。
6月22日(現地日付)から開催される予定のWWDCでの発表が期待されていますが、その発表と発売においてAppleからあるヒントが…
本記事ではこちらの詳しい情報をお伝えしつつ、WWDCで発表される可能性が高い、Macシリーズに搭載される「新型プロセッサ」についての情報もお届けします。
【新型iMac】WWDCで発表&発売の可能性あり
Photo | Coffee Bean / Pixabay
昨日の情報になりますが、Macerkopf経由9To5Macの情報によると、27インチのiMacがバックオーダー(入荷待ち)の状態となっています。
つまり実質的に入手が不可能!!
世界各国のAppleStore(オンライン)でも同じ状態となっており、またAmzonでも在庫なしという状況です。
日本のApple Storeも同じ状況
Photo | Apple
日本のAppleStoreでも同じ現象が起きています。
画像の赤枠内のお届け予定日が、
本日ご注文のお届け予定日:2020/6/27 – 2020/07/04
となっています。
この状況を初めて見た人からすると…
と思われるかもしれませんが、入荷待ち状態がこれだけ続くということは…
これは4月にiPhoneSE(第2世代)が発売された時と同じ状況です。
ちなみに21.5インチの方はというと、
Photo | Apple
本日の午後3:00までの注文で、お届け予定日は「明日」となっています。
つまりこちらは通常の販売状態(在庫ありの状態)となっています。
ここから言えることは、WWDCで発表&発売されるのは…
iMac27インチモデルの後継モデル
一緒に21.5インチが更新されない意図はちょっと不明です…
なので、もし現在iMacの購入を検討中の方がいたら、もう少しだけ待つのもありでしょう!!
本体の変更点【現在までに噂されている情報のまとめ】
Photo | MacRumors
今回のアップデートで変更が期待されるのはポイントが幾つかあるのでご紹介します。
- スリムベゼルが採用
- 全てのモデルがSSD搭載
- T2チップ搭載
- AMD Navi GPU搭載
今のところわかっている大きなポイントとしてはこちらの5個。
スリムベゼルについて
ディスプレイのデザイン自体は「iPad Pro」のようなスリムベゼルが予想されます。
Photo | Apple
またその他の外観は、「Pro DisPlay XDR」と似たデザインになと考えられています。
Photo | Apple
つまりイメージとしては「Pro DisPlay XDR」に近くなることが大方の予想です。
SSDについて
Fusionドライブ*1(HDD+SSDの組み合わせ)が廃止され、全モデルにおいて「SSD」が採用されるとの見通しです。
Fusionドライブは一部ユーザーからは不満(特に動画の編集者)の声が挙がっていたのは事実。
そこをしっかり改善してくれるのは、ユーザーにとってすごく嬉しいポイントでしょう!!
T2チップ搭載について
こちらはすでに「MacBook」では搭載されているので、目新しさはありませんが重要なポイントです。
T2チップは「MacBook Pro」であれば2018年以降のモデルで搭載されています。
しかし「iMac」もその間アップデートはされてきましたが、搭載には至らず。
このことからも、今回は大幅なアップデートが期待できるということです!!
ちなみにT2チップは何か?を「MacBook」で例えると…
・ Touch ID(指紋認証)のデータ管理
・ データの暗号化処理
・ SSDコントローラ
ざっくりですがこんなところです。
(他の機能もありますので、詳しく知りたい方はこちらApple T2 セキュリティチップについて(Apple公式サポートページ)をご覧くださいm(_ _)m
こちらでも「SSD」という言葉が登場しますね。合致点もありより信憑性も増してきます!!
AMD Navi GPU搭載について
GPUとは「Graphics Processing Unit」の略称です。
ざっくりとした説明になりますが、3Dグラフィックなどの高度な描写が必要となる(主にゲーム)時に、演算処理を行う専用のプロッサーのことです。
AMD Naviとは、AMD社が製作・販売しているGPUのシリーズ(製品)を指しています。
具体的にiMacどのモデルが搭載されるか?まではわかっていません。
WWDCで発表!?新型プロセッサについて
Photo | bodkins18 / Pixabay
こちらもここ最近になり活発的に噂がされています。
その理由としてはやはり、WWDCでの発表される可能性が非常に高いためです。
しかし残念ながら同じく発表予定のiMacに搭載される可能性は低いとの見方が強まっています。
こちらの情報について詳しく見ていきましょう!
新型プロセッサは2021年のMacBookに初搭載
BloombergによるとWWDCでは、
新型プロセッサをMacシリーズへ移行する計画を発表する予定とのこと。
これには理由があり、あまりにも突発的に移行すると「アプリなどの開発者側」がその対応に間に合わないため、必要な時間を与えるべく先行で発表するそうです。
ちなみに以前のプロセッサ移行時(2005年)は…
「PowerPC」 → 「intel」
WWDCで発表され、翌年に製品が発売されました。
ちなみにこの搭載が噂されているCPUは、Appleが独自に開発しているプロセッサーです。
開発ネームも判明していて「カラマタ」だそうです。
余談ですが、「カラマタ」を調べてみたところ…
ギリシャ共和国のペロポネソス地方にある都市の名前だそうです。
実装は2021年のMacBookから
前回と同じ流れで移行計画が進められるとなると、最初に期待されるのは「MacBook」への搭載。
今年はMacBook Airが3月に発売された後、5月にMacBook Proが発売されました。
この流れを考えると…
MacBookへ搭載〜iMac
という計画も十分にあり得るでしょう!
まとめ:「新型iMac」と「プロセッサ」について
Photo | Apple
非常に楽しみな情報が盛りだくさんでしたね!
全ては6月22日から始まるWWDCで判明しますので、もう少しの辛抱です。
繰り返しになりますが、今現在iMacやMacBookを購入しようか迷っている人は、もうちょっとだけ待つのもありです。
最後に補足情報ですが、基調講演と呼ばれるスペシャルイベントの開催日時が決定!!
WWDCでは発表が期待されているものは、他にもあります。
もしかしたら、サプライズが‥
【AppleのARデバイス(メガネ型)】
今年のWWDCは、例年以上の盛り上がりを見せそうです!!
では今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!