Apple Glassesとは?
まずはこの謎の新製品について、知らない方が多いと思われるので簡単に説明します。(詳細は後ほど)
Apple GlassesとはAR(拡張現実)を表現するために作られている、メガネ式のウェアラブルデバイスです。
Appleが今最も注力している技術
Appleが今最も力を注いでいる技術とはAR(拡張現実)です。
ここ最近では「ポケモンGO」というゲームがAR技術を利用したことで話題になりました。

その証拠が今年発売されたiPad Pro2020に搭載された【Lidar】です。そして今年発売予定のiPhone12 Pro【画像あり】iPhone12 Proの予想スペックが判明したので解説します【iPhone11 Proと比較します】こちらにも搭載されることが噂されています。(こちらの記事中で少しですがLidar機能を試しています)
こういったことから、Appleが今最も力を注いでいる技術と言えるのではないでしょうか?
将来的にはスマートフォンの替わりになるとも言われています。さらにテクノロジーが進めば、コンタクトレンズに搭載してよりスマートになんて事もあるかもしれません。
VRとの違い
VR(仮想現実)は「Virtual Reality」の略です。

Apple Glassesの発売までのプラン
今後のApple Glassesの発表・発売のプランについて、Gadget Castの最新エピソードでジョン・プロッサー氏がその内容ついてコメントしていたのでご紹介します。
発売時期について
Appleは一切発売の計画は明らかにしていはいませんが、プロッサー氏は2021年又は2022年の発売の可能性について言及しています。2021年3月のイベント又は2021年6月のWWDCで正式発表がされる可能性があると発言しました。
しかしプロッサー氏曰く、Appleはそれよりも早い段階でいくつかの詳細を発表することを計画しているかもしれないと推測しているようです。それによるともしかすると…
2020年6月のWWDCで発表があるかもしれないとのこと!!
価格について
Apple Glasses(仮称)の価格については一切不明です。価格についての情報は出回っていないようです…
ちなみにARデバイスは他メーカでは既に発売しているところは幾つかあります。例えばマイクロソフト社は、
「HoloLens2」という商品を現在発売しています。
実際に使用している動画はこちら
Apple Glassesの機能について
ここからは、Apple Glassesの気になる機能やデザインについて、現状分かっいる範囲でまとめてお伝えできればと思います。
5Gに対応
プロッサー氏からの情報によると‥
Appleはデバイスを5Gネットワークに接続する計画をしていることを明かしました。正確な情報は明らかにされていませんが、恐らくmmWaveとSub-6GHzを併用するとのこと。
こにれより、安定した通信を得られ場所に関係なくAR体験を実現できそうです。
mmWaveとSub-6GHzとは?
詳しく解説すると長くなるので、ここではかなりざっくりとだけお伝えします!!
mmWave → みんなが「5Gといったこれ!」イメージするであろう高速・大容量通信を担当するのがこちら。ただし特性上(直進性が強い)障害物に弱い、電波が弱いといったデメリットがあります。
Sub-6GHz → どちらかと言えば現在の4Gに近い通信です。なのでmmWave程高速・大容量通信は不可能です。しかし電波の回り込みや、広範囲に電波が届きやすいといったメリットがあります。
デザインについて
プロッサー氏によれば、Apple Glassesは仮想オブジェクトを正確に投影するための独自のセンサーセットが内蔵されるとのこと。
本体のデザインに関しては、従来のメガネと全く同じに見えるらしいです。先程紹介したHoleLems2や現在発売されているVRのゴーグルのような形にはならないとのこと。
対象ユーザー
先程のHoleLens2はどちらかというと業者(医療機関)などを対象にしているイメージが強いです。価格についても個人で購入するにはちょっと高いと感じられます。
プロッサー氏によると、現在のところは一般ユーザーを念頭に置き設計しているとのこと。この点を考慮すれば、HoleLens程の価格にはならないのでは?ということも予想されます。
専用のOSが用意される
Apple Glassesには専用のオペレーティングシステムに【Starboard】というコードネームのUIを主に使用するようです。ユーザーにさまざまな体験ををしてもらう為に、QRコードを多用したシステムになっているとのことです。
期待される機能
実際にスマートフォン→メガネに変わることを想定してみましょう!!
- ナビゲーションについては大きく進化しそう。スマホを見ながら移動することがが無くなりますね!
- メッセージやニュースも移動しながら見れる。天気や時間も見れる。
- iPhoneだと【探す】というアプリで無くしたデバイス(AirPodsやApple Watchなど)から音を鳴らす機能があります。これがARに変わると、その場所を実際に表示するなんてことも可能になりそうですね!
- あとは瞬時に物のサイズを測ったり、記憶することで「家具のサイズ選定をミスった!」なんてことも無くなりそう!
周囲からの見え方
何気にけっこう気になるところですよね?当然メガネのレンズはクリアなので、周囲に今自分が見ている情報が丸見えなのか?
こちらについては安心しても良さそうです笑
こちらもプロッサー氏の情報によると、その体験は個々のユーザーにのみ表示されますとのこと。周囲の人がApple Glassesを身に着けている人を見ても、何が表示されているかわからないといった仕組みになっているそうです。
まとめ
Apple Glassesについていががだったでしょうか?
そしてみなさんはどんな機能を期待しますか?
今回の情報によれば、早ければ6月のWWDCでは発表され、来年の3月には発売!?なんてこともあり得るかもしれません。
僕たちが子供の頃に映画で見たような世界がもはや目前と迫ってきていますね!!
ひとまずは、6月22日(日本は23日)から開催されるWWDCに注目です。